夫はとにかく怒りの沸点が低い。 暴力が自分のアイデンティティだと思っています。 ずっとそうやって生きてきたのです。 幼い頃、大人の都合で振り回され、過保護に育てられ 心の叫びには誰も気が付かないまま育てられ 物やお金だけ与えていることを愛情だと思っている親に育てられ 父親の暴言に耐え、独りぼっちで苦しんで生きてきたんです。 幼い頃のそういった経緯で、夫は心の底から歪んでしまった。 親の愛情を、本当の意味での理解を、求めて求めて それを諦め、怒り、復讐し、生きてきたんです。 「境界性パーソナリティ障害」 極端な思考と激しい感情の起伏。 彼はとても苦しんでいるのです。 一緒に暮らすようになり、夫の…