中国で注目の「全人代」が閉幕したが、経済の低迷を受けてかやや変調らしい。最終日に行われる首相のメディア対応も、今回は行われなかった。市民も生活防衛を進めていて、高級品市場が縮小。大きな売り上げを揚げていた日本の化粧品メーカーも、苦戦している。人気を集めているのが、北京のファーストフード店「南城香」の3元朝食。なんと約60円で食べ放題という。 そんな中でも、中国のEC市場は活況を呈している。デジタル嫌いの習政権も、金融など社会インフラに手を出さなければ、IT産業を叩くことはない。ECに国境はないので、世界市場で中国ECサイトのシェアは高まっている。 今年1月のデータでは、利用者数はテンセントが出…