頭の髪や顔のひげを剃ること。仏教では本来、僧形の一つの表現(ファッション)であったといえる。修行者として俗世間的な虚飾をさけるのが目的(という理由付けがされた)。禅門(臨済宗・曹洞宗)道場では、今でも毎月の四と九の付く日に剃髪するらしい。仏教だけではなくキリスト教などほかの宗教でも見られることがある。
暑い地方に始まる宗教で剃髪していた宗教先達者や教祖をみて、信仰者達が宗教的意味合いを自然と加えていったのかもしれない。
四と九の付く日にしか風呂に入れない雲水達(禅門道場の僧侶)にとって剃髪は、頭髪を清潔に保つために必然的なものだったのかもしれない。
スキンヘッドは当然。漢字からの意味で採ればモヒカンなども髪を一部は残しているが剃っているに違いないので剃髪したものであるといえる。
お坊さんで剃髪している人は減っているかもしれないが一般人?では増えているような気がする。