散田金谷古墳(石坂鍋山古墳群)を見た後は南西に16㎞戻り、能登半島の西の付け根の古墳をいくつか訪ねました。 まずは宇気塚越(うけつかごし)1号墳へ。 台地の西端に開発された工業団地の一画に墳丘への案内板が。 入っていくとすぐに墳丘。 4世紀に築かれた、前方後方墳です。 石川県指定史跡 宇気塚越1号墳指定年月日:昭和51年9月21日指定面積:4,232㎡●指定理由この古墳は県内における古墳文化の伝播を示す資料として極めて重要である。●説明この古墳は古墳時代初頭(4世紀)に築造された全長18mの前方後方墳で、河北潟北岸一帯を支配した人物の墳墓と考えられています。箱形の木棺を埋葬したと推定されており…