ディアマンディの指の蛇の指輪が眼を光らせた。 すると、 ゴゴゴゴゴゴゴ という地鳴りと共に、大地が蛇のようにとぐろを巻いて、ディアマンデイを乗せて起き上がった。 「我が創造主が、この娘への手出しを許さない。貴様らの剣も我が創造主が作った剣。触れる事も許さん」 レウリーが吹き出した。 「その蛇に守られて前の頭とかいうバカが手を出せなかったのか?最高だな」 無剣ガルムを強く握り、シャウザーに斬りかかった。 シャウザーの邪念が薄れていく… ように見えたが、それはツスグスがかけた邪念。 元から邪念の塊だったシャウザーには、何の効果も無い。 シャウザーの妖剣スナイキルが牙をむいた。 「あああああああああ…