富山県・飛騨山脈(北アルプス)にある標高2998mの山。日本百名山の一つ。
氷河に削取られた氷食尖峰で、登山家からは「岩の殿堂」と呼ばれる。三ノ窓・大窓・小窓など「窓」と呼ばれる懸垂氷食谷があり、東南には日本三大雪渓の一つ・剣沢がある。
「剱」には様々な表記があり、一般には常用漢字で「剣岳」と表記されることが多い。地元の上市町では「剱岳」が正しい表記である主張しており、その要請に従って、国土地理院は2004年発行予定の地図から「剱岳」と表記することにしている。
収録地形図:2万5千分の1「立山」「剣岳」5万分の1「大町」「立山」