昨年夏、カクヨムの短歌コンテストに応募した短歌の連作をこちらのブログにもに掲載します。(応募したけど、受賞はしてないです) 「夏祭りと続く日々」 君の持つペットボトルの水滴がひやりと染みたうなじの熱さ 君が食むソフトクリーム溶け落ちた地面はきっと甘いのだろう 君とまだここにいるため残してる限りなく水に近いアイスティー 向かい合う視線に慣れずTシャツの横文字の訳考えている おまつりにはずむ心で金魚掬うように私を掬ってみてよ くちびるをわずかに開き水面の下で君が落ちるのを待つ 手をつなぎ突然振りほどく遊び 大人は神隠しには遭えない 人んちにいると突然わからなくなって自分を抱きしめている さらけだす…