*著者の人生に大きな影を落とした毛沢東。次作の「マオ 誰も知らなかった毛沢東」で実像に迫りました。 【あらすじ】 母の夏徳鴻が四川省に到着した1949年、共産党は蒋介石を台湾に駆逐して、中華人民共和国を建国する。新しい国家は男女を平等に扱い、女性を家に縛られる立場から解放したが、それは妊婦でも容赦がなかった。母は再度妊娠したが仕事は容赦なく降りかかる。父は融通が利かず実直で、周囲の批判には抗しきれない。流産の危険に怯えながらも「労働」に務め、次第にその働きが認められて要職に就く。1950年には長女の小鴻が、2年後には著者の二鴻が生まれた。 母の上司である張西挺は夫の劉結挺と「二挺」と呼ばれ、後…