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加湿器

(一般)
かしつき

湿度を上げる器機
気化式、超音波式、ヒート式、ハイブリット式など方式がある。
乾燥しておりさらにエアコンで暖房する季節にはありがたいが、開放型の石油ヒータ・ガスヒータ・石油ストーブを使っている場合は、逆に湿度が上がりすぎ内装や建物に影響を与える場合もあるので注意が必要。

超音波式

水を超音波振動させることで霧状にし、吹き出し口から放出させる方式。

長所
ファンを使わないので動作は静かで消費電力も少ない
短所
元となる水道水や井戸水に含まれるミネラル分まで一緒に放出してしまうため、壁やTV、電子機器にミネラルが結晶した白い粉が付着してしまう。

また、長期間の貯水によって雑菌が繁殖しやすいという難点もあり、現在ではこの方式の製品は殆ど出ていない。

ヒーター式

水をヒーターで加熱・沸騰させ、水蒸気として吹き出し口から放出させる方式。

長所
加湿能力が高く広い室内を効率的に加湿することができる。貯水を沸騰させることで清潔な蒸気になる
短所
電熱線を使う為、石油暖房機器並の消費電力(300〜500Wh)となってしまう。電熱線〜吹き出し口近辺の掃除が必要*1

また、吹き出し口が高温なため、子供やペットに注意が必要。
吹き出し口の温度を下げた新方式のヒーター式の製品も発売されている。

気化式

布・スポンジの様なフィルタに水を染み込ませ、ファンで風を当てる事によって自然気化させる方式。

長所
駆動部分はファンだけなので消費電力が少ない。吹き出し口の温度が低い。フィルタに埃などが吸着されるので空気清浄機の様な役割にもなる。過加湿にならない
短所
自然気化なので加湿はゆるやか。フィルタの清浄・交換が必要。筐体が巨大になる

ハイブリッド式

構造は気化式だが、高出力の時には貯水を加熱することで高い加湿効果を出すタイプ。

*1:水道水中のミネラルが結晶した物なので、濡れ布巾などで軽く擦るか、しつこければクエン酸溶液で濡らした布巾を使う。固いものでこそげるのは筐体に傷が付くので避けたほうがよい

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