群雲、関ヶ原へ(上)【電子書籍】[ 岳宏一郎 ]価格: 1045 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 関東に移封した徳川家康 (東軍) の抑えを期待して、会津90万石を与えた英邁な武将、蒲生氏郷が亡くなる。嫡子の秀行はまだ幼児でその任に耐えられず、秀吉は蒲生家を会津から移封を命じるが、会津の後任が問題になった。 名が上がったのは、大老職で家康と対立する上杉景勝 (西軍)。上杉景勝は家康が関東支配する中で対立する常陸の佐竹義宣と仲が良く、家康は嫌な予感がよぎる。上杉が会津に移封されると、家康は背後の伊達政宗と好誼を結ぶことを考えるが、その政宗もまた信用できない。 太閤秀吉が薨去すると、朝鮮出兵によ…