女優 1943年(昭和18年)12月11日 東京都千代田区生まれ。血液型O型 私生活のパートナー清弘誠(TBS社員)。
代表作「月曜日のユカ」「乾いた花」等
現在は主にテレビドラマやバラエティー番組に出演。 2013年5月に日本テレビ系ドラマ「雲の階段」に、相川喜美枝役で出演。息子の悪事を諌めながらも、親として命を懸けて守る気概のある年老いた母の演技を見事にこなしている。
昨日、ミニシアターへ行って来ました。 「梅切らぬバカ」を観ました。 (C)2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト 加賀まりこと塚地武雅が親子役で共演し、老いた母と自閉症の息子が 地域コミュニティとの交流を通して、自立の道を模索する姿を描いた 人間ドラマ。 山田珠子は古民家で占い業を営みながら、自閉症の息子・忠男と暮ら している。 庭に生える梅の木は、忠男にとって亡き父の象徴だが、その枝は私道 にまで乗り出していた。 隣家に越してきた里村茂は、通行の妨げになる梅の木と、予測不能な 行動をとる忠男を疎ましく思っていたが、里村の妻子は珠子と密かに 交流を育んでいた。 珠子は自分がいなくなった後…
映画「梅切らぬバカ」を観ました。ちらしにあるとおり、「肝っ玉母さんの珠子さんと、息子の忠(ちゅう)さん。親子二人のささやかな日常を優しく紡ぐ」映画でした。 観てよかったです。わたしのように、自閉症の息子を持つ親だと、こういった自閉症を描いた映画をどうしても「リアリティがあるかどうか」と採点するような目で見てしまうきらいがあって、映画を映画そのものを味わうのが難しかったりするのですが。リアリティもあって、「ああ、こういう人いるよな。こういうことあるよね」と思いながら、この親子に寄り添いながら、物語のなかに入り込むことができました。 「ささやかな日常」を描いているのだけれど、障害をもつがゆえの事件…
一軒家の庭先で、中年になった息子の髪を切る母親。庭には1本の大きな梅の木があり、枝が敷地をはみ出して細い通りをふさいでいる。隣に誰かが引っ越してきたが、枝が邪魔をする。息子は忠(ちゅう)さん(塚地武雅)。知的な障害を抱えているように見える。隣に引っ越してきた家族の父親は、 「あの枝、なんとかしてもらえ」 と妻に怒っている。 忠さんは49歳。朝6時45分に必ず目が覚める。56分にトイレ。7時00分になると朝食。そのたびに時刻を口に出す。毎日その繰り返し。母親の珠子(加賀まりこ)も歳だ。さすがに2人暮らしは厳しい年齢になってきた。 「このまま共倒れになっちゃうのかねえ」 ある時忠さんがぎっくり腰に…
11月28日(日) 映画を見るときの参考にしているブログのひとつ『映画貧乏日記』を見ていたら、ドンピシャおもしろそうな映画の紹介にいきあたった。 老いた母と自閉症の息子が、地域コミュニティの中で自立の道を模索する姿を描いたドラマである。 (略) 障害を持つ子供がいる親なら、誰もが直面する問題を扱ったドラマだ。それゆえ深刻になりがちな素材ではあるが、そうはならない。何よりも加賀まりこ演じる珠子と、塚地武雅演じる息子の掛け合いが楽しい。 塚地はこういう役が本当にうまい。おそらくかなり取材したのではないか。あまりやり過ぎると鼻につくし、抑え過ぎると逆につまらないのだが、そのあたりが絶妙のバランスだ。…
「梅切らぬバカ」2021年11月26日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午前11時20分より鑑賞(スクリーン7/E-8) ~自閉症の息子と老いた母。加賀まりこ54年ぶりの主演作 54年ぶりの主演というのはギネス級の快挙ではないか!? 女優・加賀まりこが1967年の「濡れた逢びき」以来54年ぶりに主演した映画が「梅切らぬバカ」である。 タイトルの「梅切らぬバカ」は、「樹木にはそれぞれ特徴や性格があり、それらに合わせて世話をしないとうまく育たない」という戒めから転じて、「人間の教育においても自由に枝を伸ばしてあげることが必要な場合と手をかけて育ててあげることが必要な場合がある」ことを意味す…
一条真也です。24日、京都から東京に入りました。その日の夕方、銀座で出版関係者と打ち合わせをした後、シネスイッチ銀座で地元では鑑賞できない映画を観ました。この日に観た作品は、日本映画「梅切らぬバカ」でした。執筆中の次回作『心ゆたかな映画』向きの作品かなと思ったのですが、なんとも言えぬ後味でした。 ヤフー映画の「解説」には、こう書かれています。「女優の加賀まりこが自閉症の息子の将来を案じる老いた母親を演じるヒューマンドラマ。地域社会から孤立し、息子と二人きりで生きてきた母親が、息子の自立を模索する。お笑い芸人で『間宮兄弟』などの俳優としても活動する塚地武雅が息子を演じるほか、渡辺いっけいや森口瑤…
こんにちは、ぐりぐらママです🌈 映画「梅切らぬバカ」を鑑賞してきました。 happinet-phantom.com 素敵な親子でした。 ハッピーな日常ばかりではないことが、 リアルに感じられる映画でした。 他人からの理解を受けることの難しさだったり、 親である自分が老いていく現実、 でも、子供への愛情は計り知れないほど感じられ、 涙が溢れてきました。 地域コミュニティといった部分の 厳しさが描かれていましたが、 母親が言った 「お互い様」 という言葉が心に残っています。 なんでしょう・・・。 大変な日常だけど、 とても幸せそうで、 なんだか温かい空気に包まれている感じがしました。 そして私も、…
年配の人と話していると、 あの女優もこの女優も、 昔の女優は今よりずっとキレイだった。 圧倒的だった・・・ こんなことをしばしば言われます。 (病棟勤務なので、入院患者さんの話)。 私の祖父もそうだったな、と思い出します。 母方の祖父がわりとハイカラな人で、 大正生まれで、しかも北海道の片田舎育ちなのに、 映画マニアでした。 ちなみに祖父の故郷には、 今まで映画館が存在したことすらありません。 だから、初めて映画館に入ったのは、 もう子供たちが生まれてから。 父としての威厳を保つために、 1週間前に自ら潜入して、 映画券(祖父はこう言います)を買い、 ポップコーンを買い(初めて食べた!)、 尿…
ゆらゆらと気味の悪い浮遊感を全身に感じ、目を覚ますとやはり地震だった。岐阜県で震度4だという。関西は震度2。この震度でもハッとなって目が覚めてしまう。この条件反射は、今なお体幹に宿る阪神大震災の恐怖なのだと、あらためて感じる。あの震災を経験していない娘も、部屋から慌てて出たようだ。連休明けの、こんな目覚めだけは勘弁してほしい。 ● 雨は上がっていたが、床の湿気をまだ足裏に感じる。部屋の湿度計の目盛りは、色分けされた快適ゾーンを大きく超えていた。 この度の大雨は、大量の水蒸気が帯状に流れ込む「大気の川」と呼ばれる現象が原因なんだとか。昨日の午後から関西は晴れ間もあったのだが、洗濯物がまったく乾か…
「女優の加賀まりこが、54年ぶりに映画に主演!」と話題になっています。 『梅切らぬバカ』という作品で、共演はドランクドラゴンの塚地武雅。監督は若手の和島香太郎。「第24回上海国際映画祭」のアジア新人部門作品賞にノミネートされ、今年公開を予定。 老いた母親と自閉症の息子が、地域のコミュニティーとの交流を通じて自立の道を模索する、社会問題と母子の絆を描いた作品です。 natalie.mu 加賀まりこは、1943年〈昭和18年〉12月11日生まれ。(77歳にはとても見えない!)出身地は東京都新宿区神楽坂。父は映画会社大映のプロデューサー。「小悪魔」や「和製ブリジット・バルドー」と呼ばれた美人女優。身…
コロナ禍対策の給付金計4630万円が誤って1世帯に振り込まれてしまったこの件、なんと振込先の20代男性は2週間ほどで全額引き出し、仕事を辞めて姿をくらましてしまったとのことです。というか、20代だったんですね。もっと壮年か老齢の人物だと勝手に思ってました。 しかしこの男性、潔いというか何というか。もちろん酷い話ですけど、20代でいきなり大金が振り込まれたらと思うと、気持ちは分からなくもないです。通帳を見た瞬間、どんな気持ちだったのか聞いてみたいですね。 ところで、この場合「振り込んだ側」は特に罪に問われないのでしょうか。少なくとも、一人の若者の人生を変えてしまったことは間違いなさそうです。 こ…
神様のカルテ 🌸🏥👨⚕️日本映画を視聴🎥 cast櫻井翔さん主演。宮崎あおいさん他…出演。 128分上映・🎵主題歌・辻井伸行氏。ピアニストであり作曲家(続編の主題歌はサラ・ブライトマンがオリジナル主題歌「神様のカルテ〜Keep the light〜」を歌っている。 英語の歌詞は原作者の夏川草介氏が「生きることの素晴らしさ」について書いた詩を基にし、辻井伸行が作曲、服部隆之が編曲を担当した。 ★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 夏川草介氏の小説から2011年と2014年(続編)に映画化されており、主演は櫻井翔さん。ヒロインであり妻役に宮崎あおいさんが共演されている。そして2021年に福士蒼汰さんと清野菜名さ…
3週間前くらいのチュプキ鑑賞メモを超絶遅延で書きます(下書きに眠らせすぎました)。『梅切らぬバカ』『普通に死ぬ 〜いのちの自立〜』『人生フルーツ』の3本です。 『梅切らぬバカ(2021)』 『普通に死ぬ 〜いのちの自立〜(2020)』 『人生フルーツ(2016)』 「梅切らぬバカ(2021)」 梅切らぬバカ[Blu-ray]加賀まりこAmazon 自閉症の息子と、自身も老いてきたなか二人暮らしで介護の日々を送る母親の物語。自閉症の中年男性「忠さん」をドランクドラゴンの塚地武雅さんが、温かくもシャキッと辛辣な母親を加賀まりこさん(なんと54年ぶりの主演作だとか…!)が演じます。 かつて監督は同様…
月曜日のユカ加賀まりこAmazon 基本情報 月曜日のユカ ★★ 1964 スコープサイズ(モノクロ) 93分 @アマプラ 企画:水の江瀧子 原作:安川実 脚本:斉藤耕一、倉本聰 撮影:山崎善弘 照明:森年男 美術:大鶴泰弘 音楽:黛敏郎 監督:中平康 感想 ■横浜で船荷会社の社長(加藤武)の愛人としてくらす奔放で頭の弱い18歳の少女ユカ。ボーイフレンドの修(中尾彬)は彼女を真剣に愛し始めていたが、社長は商売のために外国人船長と寝てくれとユカに頼む。。。■というお話でしょうか。いわゆるスケッチ風の描き方で、しかも中平康が遊戯的な映像ギミックや演出を駆使したため、なんだかおしゃれな印象もある軽快…
そのアイデアは結構当たっていて頭をかくほかない。 気になっている。 1964年中平康監督作品「月曜日のユカ」を見た。 横浜のナイトクラブ・サンフランシスコの人気者ユカは、誰とでも寝るがキスはさせない。ある日パトロンのパパからお願いがあると言われる。 祖父は衆議院議員、父は大映プロデューサーの娘として生まれた加賀まりこさんを可愛く撮ることに注力したイメージビデオのような本作。当時”和製ブリッジット・バルドー”と持て囃された加賀さんと、ヌーヴェルバーグと呼ばれたフランス映画の雰囲気を日本映画式にパッケージしたような印象。こういうのがやりたい!とハッキリした意思表示が映画から伝わる。 教会に通うクリ…
and MAYA Nagoyaマヤ暦鑑定占い アドバイザー/カウンセラーの「ミラクルみらくるミラクルtaka」です。 【風の時代】共感、共鳴、共有し、納得できる「今ここ」生きるツールとして 、話題のマヤ暦鑑定占いのプログを投稿させていただいています。いつも読んでもらっている方に「心から感謝を❣️」申し上げます。 【ミラクルみらくるミラクルtakaの今ここマヤ暦】🔮 「くらしに今ここマヤ暦」楽しいトリセツ(取り扱い方法)を学び、感謝溢れる日々を送る♬ マヤの叡智とツォルキン暦をとおして新たな時代の宇宙の流れに乗っていきましょう♪ マヤ暦を知り、紋章、銀河の音の意味がわかると本来の生まれてきた運命…
3月1日(火)息子、高校卒業。式は、学校ではなく、練馬文化センターで行われた。僕は仕事で出席せず、かみさんは出席。 3月4日(金)午後半休。かなり嬉しい。神保町に行く。聖徳太子関係の本を買う。ランチは「はちまき」で、豪華に、松天麩羅定食。 神保町 はちまき(2022.3.4) 3月5日(土)ワクチン3回目接種。かみさんは義祖母の命日で、義母、義妹とともに墓参り。昼は近所の中華料理屋でテイクアウトの酢豚弁当。うまい。息子が、近く和歌山へ行く際のお土産を手配。麻布十番のたぬき煎餅。最高気温19度予想で、暖かな春の訪れを感じる日。また、やたらお腹が空いた日。 3月6日(日)ワクチンの副反応は腕が少し…
金曜日。「あさイチ」プレミアムトークに高橋一生。夜9時「金ロー」は映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。WOWOWシネマで夜9時〜映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』(竹中直人×山田孝之×齊藤工監督)初放送。夜11時「A-Studio」に二宮和也。深夜0時〜Eテレ「100分de名著 カント“永遠平和のために”」一挙再放送。深夜0:25〜NHKで1982年放送の「松本清張ドラマ けものみち」(名取裕子,伊東四朗,加賀まりこ)再放送。 夜6:30-7:00 MX『ドラマ「ねこ物件」スペシャルナビ』 “4月より「ねこ物件」がいよいよ放送開始!ねこ×イケメン×シェアハウス。共同住宅の入居条件…
"3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1352ナイス数:1291見習い警官殺し 上 (創元推理文庫)の感想許されざる者が良かったから読んでみました。そしたらお下劣で(@_@;)びっくり。一つの事件なのに、解決が遅くてそれにもびっくり。私の予想では、内部のもの(警察関係者)の犯行では?それを確認するために下巻も読まなきゃ😰読了日:03月06日 著者:レイフ・GW・ペーション果てしなき輝きの果てに (ハヤカワ・ミステリ)の感想なにしろ、二段組なのは久しぶりなのでなかなか読み終わらなくて、たぶん3ヶ月は読んでました😥 いくつか衝撃的な話があったが、新生児薬物離脱症候群が衝撃すぎた。生ま…
冬将軍がまた戻ってきた火曜日。お昼ご飯を食べながら、いつも通りニュースを見ようとテレビをつけたら、フィリップ殿下のメモリアル・サービス(一周忌?)のライブ中継になってました。あれからもう1年なんですねぇ…早いなぁ。 前日までは女王様は出席できるかどうかみたいな話になってましたけど、どうやら無事に出席なさってて、うっすら涙を浮かべてらっしゃるし。アンドリューのおっちゃんがいないなぁ、と思ってたら、家族とはちょっとだけ離れた通路を挟んだ席でちゃんと出席してました。自分のお父さんのセレモニーなんだから、まあ当然ですよね。 美しい歌声の聖歌隊の少年たちが讃美歌を歌っている姿を見ながら、お前ら平日なのに…
R読書会 2022.03.21【テキスト】『雪国』川端 康成(出版社の指定なし) 【参加人数】9名※オンラインでなく対面形式でした。 <推薦の理由(参加者A)>◆日本文学の中では有名な作品。読書会に際して改めて読み直し、非常に勉強になった。◆再読して印象に残ったのは駒子ではなく葉子。ページを開くと、まず葉子が出てくる。「悲しいほど美しい声」から先に登場し、「涼しく刺すような娘の美しさ」と続く。それに惹かれて読み進んだ。最終的に葉子は亡くなってしまうのだが、彼女が島村をどう思っていたのか、作中では書かれていない。駒子は「やきもち焼き」と評しているから、葉子は島村をとても気にしているのでは。「東京…
一条真也です。『私は女優』浅丘ルリ子著(日本経済新聞出版社)を読みました。昭和を代表する女優の1人である著者は1940年生まれで、現在81歳。1954年、映画デビュー。日活映画の小林旭「渡り鳥シリーズ」や石原裕次郎アクションシリーズで活躍し、松竹映画「男はつらいよ」ではマドンナ役の「リリー」が大人気。1980年代以降は舞台を中心に活躍中。2002年紫綬褒章、2011年旭日小綬章受章。「日本経済新聞」連載の「私の履歴書」の記事をもとに2016年7月15日に初版が出ました。 本書の帯 表紙カバーには著者の顔写真が使われ、帯には「知られざる生い立ちから76歳の現在まで、自ら言葉を選びぬいて綴った自伝…
お互いに対して「どうも ありがとう」だろうと思います 手を握り 顔 見つめて「どうも 長いこと ありがとう」 特に飾ることはなく たんたんと逝くのだろうと思います ローソクの炎が スッと風になびき 消えた そんな感じかな 散骨は希望していない 菩提寺には「墓」用意してあります 無論 まだまだ先のことゆえ 台本は書いていないし 余裕がない 身の回りのこと 各カードのこと 証券 貯金 現金 貴金属 そのほか 整理整頓 捨てる とか 何年 かかるやら やらねばならない パソコンの中にも銀行がある 株もある 誰に どのようにして とか 大変な 仕事になる 「介護」しながら 時間をうまく使うこと。 猫の…
日本画家 斉藤和をもっと知ってもらおう画歴第2弾です。今回は、2001 年に放送されましたNHK金曜時代劇の中で使われた斉藤和の絵についてご紹介したいと思います。 たんぽぽプロジェクト企画室のたんぽぽです。日本画家 斉藤和の応援ブログです。 斉藤和のTwitterはこちら。 http://Twitter.com/saitoukazu 2001年(平成13年)11月30日から12月28日まで、NHKで放送されました『五辨の椿』(ごべんのつばき) という時代劇の中で使われた絵の制作と指導を依頼されました。 一つ目の斉藤和が描いた絵は、第三話復讐される男・竹中直人扮する浮世絵師が、国仲涼子扮する娘お…