人は優越性を求め権力を得ようとする これはアドラーの言葉なんですが、アドラーは人間には劣等感や欠落感があって当たり前で、それを補おう高めようとする(優越性を求める)気持ちは、人が成長する上で不可欠なものであると認めています。 こういう健全な劣等感や欠落感というのは自分を客観視する必要性がありますので、実はある程度頭が良くないと持てない感覚でもあったりします。逆に知性や能力や経験などが未熟な人間ほど自分の能力を過大評価する傾向がある=ダニングクルーガー効果というのもあり、知性があり視野が広く世の中を知っている者ほど、自分はまだまだ学びの途中であると謙虚で、知性が低く未熟であるほど幼稚な万能感を抱…