www.imdb.com 本作で主演のアンソニー・ホプキンスは二度目のオスカー受賞。その娘を演じたオリヴィア・コールマンもこれまた二度目の受賞。 監督・脚本のフロリアン・ゼレールは1979年生まれのフランス人。もともとは戯曲で、ゼレール監督は本作が長編映画初監督。映画化に当たって主人公の名前を演じるホプキンスに敬意を込めて同じアンソニーという名に書き換えたそうだ。 認知症、あるいは老いによるせん妄を描く映画は多々あるが、その当事者側からの視点で描いているのが新味。これはなかなか思いつかないし、思いついても「認知症から脱することが出来た経験者」など居ない訳で「死後の世界」を一回死んだ人が生き返っ…