吉水神社を後に、お腹が空いている三人はスタコラサッサと足早に。 駐車場を目指して歩く中、道中気になっていた勝手神社。 拝殿は2001年の不審火で焼失してしまったようで、吉水神社でその旨の記載がありました。 吉野大峰山の鎮守社である吉野八社明神の一でかつては「勝手明神」と呼ばれた。 吉野川水源に当たる青根ヶ峰は古くから水神として崇敬を受け、山頂付近に金峯神社(奥千本)・山腹に吉野水分神社(上千本)・山麓に勝手神社(中千本)が建てられた。勝手は「入り口・下手」を意味するともいい、その字面から勝負事や戦の神としても信仰された。神仏習合時代には勝手大明神の本地は毘沙門天と言われ、さらなる武門の尊崇を受…