株式投資において「勝ち」とは何を意味しているのか。 おそらく儲けたときに勝ちで、損したときが負けというものだろう。 でもこれがくせ者だ。 例えば、売買で1,000円の勝ちを99回したとしてもたった1回の売買で100,000円負けた場合はどうか。 勝率では9割9分という驚異的な数字だから圧倒的な勝ちだ。だが金額では99,000円勝ったが100,000円負けてトータルでは1,000円の負けだ。99回もトレードで勝ったにもかかわらず結局は1,000円損しているわけで、これで本当に勝ったと言えるのだろうか。 裏を返せば、99回負けたとしてもたった1回大勝するだけで大成功ということもあるわけだ。要は、取…