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北九州空港

(地理)
きたきゅうしゅうくうこう

北九州空港は、福岡県北九州市小倉南区空港北町と京都郡苅田町空港南町に跨る人工島上にある空港(海上空港)で、国土交通大臣が設置・管理者となっている拠点空港(国管理空港)である。
なお、ターミナルビルや空港事務所は北九州市側に所在している。
初代の北九州空港は滑走路が1,600m(当初は1,500m)と短く、大型ジェット機の離着陸が行えなかった。また、地形上の関係から濃霧の発生が多く、欠航率も高かったため、当空港が新設されることになった。
2006年3月16日に「新北九州空港」として開港し、2008年6月18日付で「北九州空港」に改称された。国内で9番目、九州初の24時間空港として運用している。

沿革

2006年3月16日、新北九州空港として開港。
2008年6月18日、北九州空港へ改称。

空港データ

IATA 3レターコード KKJ
ICAO 4レターコード RJFR
滑走路方向 18/36
滑走路全長×全幅(m) 2,500×60
滑走路面 舗装

アクセス

  • 小倉駅から北九州空港エアポートバスで北九州空港行
  • 折尾・黒崎から北九州空港エアポートバスで北九州空港行
  • 朽網駅から西鉄バス北九州で北九州空港行
  • 苅田駅から太陽交通「ソラッピー」で北九州空港行

北九州空港

(地理)
きたきゅうしゅうくうこう

北九州空港は、福岡県北九州市小倉南区大字曽根にて、2006年3月15日まで運用されていた空港。
国土交通大臣が設置管理し、空港整備法による第二種空港だった。
2006年3月16日、周防灘の沖合に新北九州空港(現・北九州空港)が開港したことに伴って廃港となった。
太平洋戦争中、大日本帝国陸軍の曽根飛行場として誕生したのが始まりで、戦後、アメリカ軍への接収を経て、1961年より民間飛行場として運用開始した。
全日本空輸がYS-11などのターボプロップ機により大阪便を運航していたが、東以外の三方を山に囲まれ霧が立ちこめやすい立地から欠航率が高く、さらに1975年に山陽新幹線が博多まで延伸たことによって、利用客が減少。輸送量増強と高速化のためには1,500mしかない滑走路を延伸し、ジェット機対応が不可欠であった。
しかしながら、滑走路の一方は山に阻まれ、もう一方も曽根干潟に面していることで環境保護の観点から埋め立てができないという立地条件のため、滑走路の延伸を断念。
1981年に苅田町沖の土砂処分場に新空港が建設されることが決定したが、完成まで長期間を要することから、1988年に滑走路を100m延長し、MD-87が離着陸可能な1,600mとしたうえで、1983年にいったんは廃止された定期便も、1991年から日本エアシステムにより復活した。

沿革

1944年、大日本帝国陸軍・曽根飛行場として開港。
1945年、敗戦によりアメリカ軍に接収。
1957年、運輸大臣告示により、公共用飛行場に指定され、「小倉飛行場」と命名。
1958年、空港整備法による第二種空港「小倉空港」となる。
1961年、民間飛行場としての供用開始。
1973年、「北九州空港」と改称。
1983年、全日空が伊丹線を廃止し、定期便が全廃。
1988年、新空港開港までの運用再開を決定。
1991年、滑走路延長(1,600m化)。日本エアシステムが羽田線を開設。
2006年、空港機能を新北九州空港へ全面移転し廃港。

空港データ*1

IATA 3レターコード KKJ
ICAO 4レターコード RJFR
滑走路方向 11/29
滑走路全長×全幅(m) 1,600×45
滑走路面 舗装

*1:廃港直前のもの

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