先日、網走監獄に行くことが出来たのだが、それをきっかけに 囚人労働と北海道開拓について興味がわいた。 北海道開拓の本を読んでみても、囚人労働についてはほどんど記載がない。 北海道開拓は大切な歴史であるはずなのに、囚人労働について知ることができないのを残念に思っていたところ、北海道開拓のための囚人労働について書いた小説にたどりついた。 リンク 囚人は脱獄した際に見つけやすいように赤い獄衣を着せられていた。極寒の地で不十分な防寒着も支給されずに重労働を課せられる囚人や看守の様子を描いた本だ。 情景が事細かに、かつ淡々と囚人とその周りの様子が描写されている。 どこに移送されるのか分からないまま船に乗…