江戸時代、新潟魚沼に「猿に似て猿に非ず」という「異獣(いじゅう)」という化け物が出没しています。 (北越雪譜)江戸時代の末期1837年(天保8年)、越後の豪商・鈴木牧之が魚沼近辺の風俗を記した「北越雪譜」という本を出版し、売上げ700部を超える当時の大ベストセラーとなりました。この本は鈴木牧之の著作ですが、出版時に京山人百樹が加筆修正しています。そのため「鈴木牧之編撰・京山人百樹刪定」として出版されています。 「北越雪譜」第2編巻4の「異獣」は、現在では、誰もが国立国会図書館デジタルアーカイブスで読むことが出来ます。 (異獣は、いい奴)「北越雪譜」第2編巻4でん、異獣の記述は、図解付きで6ペー…