西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線。北陸線とも。
米原−直江津間 353.9km の幹線鉄道。1913年4月1日全通。
日本海に沿って関西と北陸・東北を結ぶ大動脈「日本海縦貫線」の一部を構成する。福井・金沢・富山という北陸地域の中心都市を結びながら、この区域を結ぶ新幹線がまだ出来ていないため、全線にわたり在来特急(下記)が頻繁に運転されて、「特急銀座」「特急街道」の異名を持つ。
大阪方面からの列車はかつては米原まで東海道線を走り、米原から北陸線に入っていたが、湖西線開業後の1975年からは急行きたぐにを除き湖西線を経由するようになっている。
東京方面へは直江津から信越線長野経由、長岡から上越線経由などのルートがあったが、現在は北越急行ほくほく線が開業したので、これを経由するのが最速ルートである。
米原−長浜間と糸魚川−直江津間が直流1500V、長浜−糸魚川間が交流20000V/60Hzで電化されていたが、平成18年(2006年)9月24日より長浜−敦賀間が直流による送電に変更*1。これにより琵琶湖線や湖西線の列車が乗り入れることになる敦賀は、京阪神の通勤圏に入ることが期待されている。