十三塚について瀬戸ペディキュアには、次のような話が載っている。 今から400年ほど前、長久手というところで豊臣方の軍勢3万が、1万8千の徳川方の軍勢に後ろから攻められて、みじめな負け方をした時の話じゃ。 敗れた豊臣勢の侍は、てんでばらばらに逃げたそうな。戦に勝った徳川方の侍は口々に、 「相手の侍は、一人も逃がすな。」 と、追手を出して、くまなく探したそうじゃ。でも、豊臣方の侍の何人かは、厳しい囲みの中を逃げ出し、そのうち十三人がなんとか瀬戸まで、相手に見つからずに逃げ延びたそうじゃ。 「しっかりせよ。」「なんとか落ち延びよう。」 と、お互いを励まし合いながら逃げて、、 ようやく瀬戸にたどり着い…