山を歩く気持ち。自分を目一杯勇気づけて登る山もあれば、しっかりとした計画も立てずに気楽に歩く山もあるだろう。前者には革靴に35から50リットルに近いザックが伴侶になるし後者はナイロン靴に25リットルでも持て余しそうだ。 山麓の風景をのんびり味わいながら歩く山は後者と言えた。それがつまらないというわけでもない。小さな山にも必ずを肝を冷やすルートもあれば迷いそうな道も多い。しかし農作業をしているご老人に道を聞いたり堰の門を開けて田に水を入れていく光景を見るのは心惹かれる。里と山が溶け込んだ低山は大きな山にはない魅力がある。 今日の千葉の山もそうだった。千葉の山は最高峰でも400m級。高い山には無縁…