23日の日経平均株価は上昇して始まりましたが、後場は下げに転じて3万0957円(前日比129円安)で引けとなりました。 昼ごろに経済産業省は半導体製造装置の輸出規制強化を7月23日に施行すると発表して、半導体関連株が軟化するとともに先物にまとまった売りが出て下げ幅は一時250円を超えました。きのうまでの8連騰を演じていたため限定的な下げにとどまったのですが、高値警戒感は尾を引いた状態となっています。 明日の東京株式市場で、主要指数は上値の重い展開が予想されます。 根強い先高観を背景に海外投資家の日本株買いが続くようなら、堅調相場への復帰も想定されますが、外部要因によっては利益確定売りが出やすい…