占:木内昇著のレビューです。 占 作者:昇, 木内 発売日: 2020/01/20 メディア: 単行本 占いってなんなんだろう? 信じる、信じないは別として、占いは人々の生活に根付いたものになっている。朝、テレビをつければ勝手に占ってくれている。しかも、ラッキーアイテムなるものまで、まだ頭が動いてないわたしにサッサッと提示してくれる。 雑誌を開けばこれまた勝手に占ってくれている。軽い占いもあれば人生を左右する決断場面で占ってもらうなど、占いの存在って意外と侮れません。 本書を読むと、いつの時代も占いに一喜一憂をする人々の姿に共感してしまう。そして、人は不安になると「占い」の文字が目につきやすく…