僕は数十年前に仕事柄、朱肉とスタンプ台を毎日使っていました。それどころか、持ち歩いてもいました。結構、当事者の自宅まで出向いて、そこで納得していただき書類に押印いただくという仕事が多かったからです。とてもストレスの多い仕事でした。理屈で納得させるというよりは、こちらの人間性を信じてもらって契約していただくしかないところまで追い込まれているケースが多かったので、ゆっくりと内容を解きほぐしながら説明していきました。相手を怒らせてしまったら出直しです(笑)その当事者が押印してくれる瞬間は、なんともいえない安堵の気持ちで包まれました。本当に、これで家に帰れるという感じです。こちらには悪意はなく、善意し…