これまで学校の授業で教えてきた基礎的な内容を家で学び、家で取り組んでいた応用課題を学校で学ぶよう「反転」させる教育方法。 アメリカで2000年から急速に広まっている。
2013年、佐賀県武雄市教育委員会がタブレット端末で「反転授業」に取り組む方針を進めている。 授業の動画を入れた端末を持ち帰り、家で宿題として予習を行う。 実際の授業ではわからない点を教え合ったり、議論しながら応用問題を解いたりし、学力の定着を目指す。11月に1校で試行し、順次拡大していく予定となっている。
今日は、「反転授業」が失敗してしまう理由についての考察です。 「反転授業」はすでにトレンドからポピュラーになっていると思いますので、詳しくは説明しませんが、一応の定義としては下記のような教育形態をいいます。 (反転授業) 「授業で学習し、自宅で復習する」という流れを反転させ、「自宅で予習し、授業では疑問点や理解できなかったことをサポートしてもらう」という流れにするもの。企業研修であれば、社員は自宅で予習した後、集合研修を受講する。 ということですね。 反転授業 この手法は、「学習」においては「理想的」だと思っています。全世界の「学校の授業」や「企業内教育」「研修」がこの形態でやればいいとまで考…
こんにちは。NFLabs. 事業推進部 教育研修担当の塚越です。 この記事は NFLabs. アドベントカレンダー5日目です。今回は、教育研修担当で実施している「教育手法」の調査研究、およびNFLabs.研修への導入について、取り組み内容をご紹介したいと思います。教育研修担当では、2021年8月より「ジャーナルクラブ」という、いわゆる輪講形式のディスカッションの取り組みを開始しています。取り組みの目的は、NFLabs.が提供する研修の品質向上、NFLabs.研修講師のスキルアップ、お客様への提案やビジネス化、としています。「ジャーナルクラブ」では、あらかじめテーマを決めておき、教育研修担当のチ…
2学期になり、ついに始まりました。 娘は馬渕教室に通塾していますが、中1の2学期になって、アレが始まってしまいました。 すっかり忘れていたのですが、馬渕教室にはちょっとした仕掛けがありました。 まあ、これだけ勉強すれば賢くなる生徒が増えるわなと思います。 ■馬渕の反転学習システム 馬渕教室のシステムの一つに、「反転授業」というものがあります。 通常の集団塾の形態というのは、塾で授業を聞いて、宿題や復習をやって、また塾に行くというサイクルになっています。 授業に関しても、初めてその内容を習うので、導入部分から基本、応用までを全て授業でやることになります。 しかしながら、確実に時間が足りないので、…
掲題の本を、息子の教育のことを考えながら読んでいたが、 いくつか、私が外国人に教える際に、すぐ役にたちそうなこともあったので、 今日はそれらについて書こうと思う。 全部で6点ある。 1点目「反転授業により、学習者の学びを最大化する」 講師が一方的に学習者に向かって話す講義スタイルは、オンラインと相性が激悪いということで、この学校では予め宿題として内容を学び、授業ではディスカッション等のワークをやるという方式を採用している。 私の授業でもいつもこのスタイル。テキストを見て学ぶことなんて、いくらでもひとりでできる。分からない事があれば自分で調べればいいし、何より誰かがしゃべってるのをじっと聞いてい…
2020年第3クウォーター(10月、11月)の「産業立地論」の授業は「松山都市圏を創造都市にかえる」とテーマに講義を行いました。 授業登録者は社会共創学部の3・4年生46名でした。 本講義の目的は、知識の習得よりも、1年から3年までで学んだ知識を整理統合してプランを作成する能力の向上と、地域学習に欠けている視野の拡大を狙ったものでした。(なので海外の事例を多く提供しました) 授業は基本的にはZOOMによる同期型の遠隔授業を行い、46名をおよそ5~6名の8グループに分割して、ブレイクアウトルームを活用しディスカッションを行わせました。最後の4回は密を避けるためにもクラスを2分割して教室による対面…