叙述の方法に仕掛けられたトリックによって読者を引っかけるタイプのミステリー。多く倒叙や犯人の独白、手記といった形をとる。 嘘をつかずに読者を騙すため様々な手法で常識や思いこみを突く。 例えば一人称が『ボク』などの場合、男性だと思いがちだが犯人はボクっ娘の場合が多々ある。また一人称だと思っているとニックネームだったりするので注意。
少々間が空きましたが一冊読み終わりました。 ちょっと前に読み終わってたんですが、感想をまとめるのに時間空いてしまった感じです…夏バテでしょうかねぇ。暑いですね…。 「葉桜の季節に君を想うということ」著・歌野晶午 はい、こちらも超有名作品ではございますが、歌野晶午さんも読むのは初めてになりました。 これまでの流れでいけばジャンル的に?「またかい」って感じでしょうか…まぁ大概の大どんでん返し作品の紹介には必ず出てくる一冊かなと思います。 で、流石に今回は見事騙されました。くそぅ…そうきたか 笑 あらすじ 主人公の素人探偵、成瀬将虎の元に同じフィットネスクラブに通う女性から悪質な霊感商法の会社の調査…
人形館の殺人の感想をアップした日に読み終わった一冊。 この厚さ、1日で読む方もおられる様ですが私1週間かかってます 笑 それでも個人的にはとにかく速い。前回の「人形館の殺人」も1週間だったし、このペースは私には考えられない速さなのです。 「殺戮にいたる病」著・我孫子武丸 こちらはもう有名すぎる有名作品だと思いますが…綾辻行人さんの「十角館の殺人」と歌野晶午さん「葉桜の季節に君を想うということ」と並んで必ずと言って良いほど、ミステリー代表作としてオススメに出てきます。 で、必ずと言って良いほど言われてるのが「相当にグロい」「そして相当にエロい」…。 マジこれで「読みたいけどどうしよう?どのぐらい…
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。 ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足の草鞋を履いている小泉健一と申します。 このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。 このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?! 本記事はオススメ本の紹介です! 僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。 今回紹介する本はコチラ! ハサミ男 posted with ヨメレバ 殊能 将之 講談社 2002年08月 楽天ブックス 楽天kobo Am…
Zoom読書会 2024.10.26【テキスト】『弁護側の証人』小泉喜美子(集英社文庫)【参加人数】出席3名 ※他作品についても若干のネタバレがあります。 <推薦の理由(参加者A)>◆推薦理由は「面白そうだから」。内容が深いわけではない。パズルやナンプレのように読めればいいなと選んだ。推理小説が好きな人の中では割と有名な作品。知っていたら、そういう人と友達になったときに話が弾むかも。読んで損はないかなと思う。 <参加者B(事前提出の感想)>ミステリーとしても文芸としても隙のない作品のように感じた。面会室の金網越しに相対していた漣子と杉彦の立ち位置が、序盤と終盤で全く逆の立ち位置であることに気付…
本記事では東野圭吾さんの小説『むかし僕が死んだ家』を紹介します。 むかし僕が死んだ家 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 むかし僕が死んだ家 著者:東野圭吾 出版社:講談社 ページ数:314ページ 読了日:2024年9月11日 満足度:★★★☆☆ 東野圭吾さんの『むかし僕が死んだ家』。 あらすじ 高校二年の時の同窓会で、私は七年前に別れた恋人・沙也加と再会した。 私は沙也加が四年前に結婚してることは分かったが、直接会話をすることはなかった。 一週間後、沙也加から電話がかかってきて、 「会って話したいことがある」ということだったので、 私は沙也加と会うことになった。 二人…
「一首鑑賞」の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 243.次の夏いっしょに行きたかった場所 あした言おうとしてたひとこと (谷村はるか) 砂子屋書房「一首鑑賞」コーナーで魚村晋太郎が紹介していました。 sunagoya.com これは、「歌集あるいは連作の中から一首を抜き出して読んでよいか」ということをとても考えさせられる歌です。 一首だけで読めば、純粋に、恋の歌と読めます。まだまだ続くと思っていた恋、当然明日も伝えられると思っていた言葉、それが今日断ち切られる。別れの後残るのは、伝えなかった後悔ではないと思う。相手に気持ちがなかったら言葉の意味は無効になってしまうの…
本屋で見かけて、奇抜な設定に興味を持って買った。 同姓同名が大勢出てきてからが本番だが、それまでが長い。サラッと読めるので長さは苦痛ではないが。書き下ろしの短編のほうがよくできていると思う。 叙述ミステリーということになるのだろう。いくつかミスリードを誘うポイントがあり、もちろんすべてひっかかって、読み進めて「解決編」の様相を呈してきてから気づき、読み返す、という感じだった。 イヤミスっぽさもある。SNS の誹謗中傷シーンなどはしつこく描かれていて、読んでいて嫌な気持ちになるし、結末もすっきりしなくて読後感は悪い。一番最後のどんでん返しはないほうがストレートでわかりやすいと思うが、まあそれだと…
少し前ですが読み終わりました。今回は(も?)こちら↓ 「迷路館の殺人」著・綾辻行人 撮り方下手くそ過ぎて見切れておりますが。前回の水車館に続いて同じ館シリーズ3冊目の迷路館の殺人です。 水車館の読後感が結構強く引いてたので、積読を後回しにして急遽こちらを買いに走りましてすぐ読み始めました。 私にしてはこの厚みにかかった読書期間は割と短い方…ということは、やはりそれだけ引き込まれた内容でございました…!言わずもがな、かな。 で、この館シリーズの感想は多分ネタバレなしでは無理なので今回もネタバレを含みます。 未読の方はお気をつけ下さい。 あらすじ 今までの2作と変わって、今回は作中作で話が進みます…
本日でこのおばか日記も18年(ダイアリー時代含む)。 今年もよろしくー\(^o^)/(栄ズン先生漫画の締め風に)。「漣の王国」(岩下悠子/創元推理文庫)読んだ。漣の王国 (創元推理文庫)作者:岩下 悠子東京創元社Amazon才能も美貌も恵まれた青年を巡る4つの物語。 青年が既に自殺している事が、序章で告げられている。 其処から始まる、赤ん坊の父親の正体探し、失踪したシスターの卵の行方、遠い国から託されて届いた品、そして何故青年は自殺したのか、という謎。不思議な小説を読んだ。 見事に繋がっているようで途切れてる、繋がってるのに途切れてる。 すれ違いのようだけど、すれ違う程も届かない。 多重に重な…
一冊読了しました。今回は紙の本です。 読み終わったのはこちら↓ 「十角館の殺人」著・綾辻行人 かの有名な本です。こちらもミステリ好きなら一読すべしと言われる本ですが、逆になんで今まで読んでなかったの?って感じですかね…。 有名な作品は割と後回しにしがちです。 なぜなら有名な作品、著名な作家の本は間違いなく面白いに決まってるから。 綾辻行人さんも実は初めましてです。お名前はもちろん昔から存じ上げておりました…でも有名な方なのでいつ読んでも良いかなと思って😂 で、なぜ今読む気になったのか?というと、とにかく某動画サイトなどでドラマ化のCMをとにかくとにかく何度でも出てきては目にしたから 笑 これは…
土曜日。晴天。空気と日差しで程よい暖かさ。車内だと、猛烈に日差しに炙られる。道を埋める落下した花々(椿や桜や、他にもピンク濃淡各種)も、咲いている花とは違う趣きで綺麗。路上でなお鮮やかな花弁は、なんだか少し艶かしい。朝。フレンチトースト。ヨーグルトwith苺ジャム。コーヒー。昼。白米。生姜、にんにく垂れで鰹のタタキwith新玉ネギ。菜の花とホタルイカの酢味噌和え。胡瓜と茄子の漬物。日本酒少々。夜。塩昆布とツナのチャーハン。トマトとチーズのマリネ風。茹でブロッコリー。ビール。食後に、桜餅(派閥は道明寺)と焙じ茶。*ウォーハンマー初心者向け4体はなんとか塗り終わった。自分では、まあまあ上手くいった…