叡王戦は、ドワンゴ主催の将棋の棋戦。八大タイトル戦のひとつ。
2015年からに一般棋戦として開催されていたが、2017年にタイトル戦に格上げされた。
全棋士、女流棋士1名、アマチュア1名によるドワンゴ主催の将棋タイトル戦。
段位別で予選を実施*1し、本戦トーナメントに進出した16名によるトーナメント戦を行う。
各段の予選を勝ち上がった15名(九段5名、八段3名、七段2名、六段2名、五段2名、四段1名と、佐藤天彦叡王(第2期)が本戦トーナメントを行い、決勝進出2名で七番勝負を行う。4勝した棋士が「叡王」の称号を獲得する。
全棋士と女流棋士1名、アマチュア1名による段位別予選・本戦トーナメントを行い、優勝者が挑戦権を獲得。
叡王と挑戦者が七番勝負を行い、4勝した棋士が「叡王」の称号を獲得する。
持ち時間1時間(チェスクロック方式)/消費後は秒読み1分。
持ち時間3時間(チェスクロック方式)/消費後は秒読み1分。
【第1局・第2局】と【第3局・第4局】と【第5局・第6局】と【第7局】で、対局の持ち時間を変更して行う。
持ち時間の種類は、
の4種類があり、【第1局・第2局】【第3局・第4局】【第5局・第6局】のいずれかに、持ち時間1時間(A)、持ち時間3時間(B)、持ち時間5時間(C)が振り分けられ、【第7局】は、持ち時間6時間(D)で行う*2。
なお、第1局から第6局までの持ち時間は、振り駒を受けて、対局者が決定する。
振り駒は、上位者の振り歩先で行い、「歩」が多かった場合は、上位者が第1局・第3局・第5局で先手。「と」が多かった場合は、上位者が第2局・第4局・第6局で先手となる。
また、第1局で先手となった対局者が【第1局・第2局】の持ち時間を決定する権利を持ち、第1局で後手の対局者が、【第3局・第4局】の持ち時間を決定する権利を持つ。そして、【第5局・第6局】は、いずれにも選択されなかった持ち時間に決定する。