書籍名 一万年の旅路 ポーラ・アンダーウッド 星川淳 訳 翔泳社 1998/5/25 気になった部分 はじめに 物心つくかつかないかの頃から、父は私の記憶力を試し、鍛えました。一番単純な例を上げると、私が見ていたものから別の方向へ体を向けられ、それまで見何が見えていたかを言わされるというようなことをやりました。これを何の前触れもなく何度もやらされるうちに、人によっては、その時見えているすべてを頭に焼きつけると、その脳内写真のようなイメージを、たった今見ているように再現するコツが身についてきます。 写真のように記憶するのは憧れる。そういった能力を持った人は「忘れることができない」ということで、そ…