タスマン氷河 ニュージーランド南島の中央部に、標高3,765メートルもあるマウント・クック(クック山)がそびえている。万年雪と氷河を従えたクック山の周辺には、大小たくさんの氷河があるが、タスマン氷河が一番大きい。 マウント・クックに近いタウンビルの山頂に立つ筆者 私は、他の観光客と共に、タスマン氷河の途中から歩いて登った。寒いだろうと厚着をしていたのだが、氷河上は比較的暖かく、ジャンパーを脱いで腹に巻き付けた。 宿泊したヘルミテージ山荘からクック山を見る 標高3765メートルのマウント、クック ヘルミテージ山荘の料理人 氷河は表面を砂礫に覆われているが、そのまま露出しているところもある。大きな…