かつて神奈川県横浜市を拠点に活動していた、古河電気工業のサッカー部。
Jリーグ、ジェフユナイテッド市原・千葉の前身。
日本サッカーリーグ(JSL)屈指の強豪として知られ、JSLで唯一降格経験がなかった。
また、三菱重工業サッカー部、日立製作所サッカー部とともに丸の内御三家と呼ばれ、日産自動車サッカー部、読売サッカークラブらと並んでサッカー界にも大きな影響力を持っていた。
なお、千葉県市原市の千葉事業所にあったサッカー部は、1976〜77年にはJSL2部に参加していた。2008年に「S.A.I市原サッカークラブ」に改組した。
歴史
- 1946年 古河電気工業サッカー部創部。
- 1959年 全日本実業団選手権大会初優勝。
- 1960年 第40回天皇杯全日本サッカー選手権大会初優勝。実業団クラブとしては史上初。
- 1965年 日本サッカーリーグ(JSL)に参加。
- 1977年 JSL1部初優勝。
- 1986年 アジアクラブ選手権優勝。
- 1987年 アジア・アフリカクラブ選手権準優勝。
- 1991年 Jリーグへの参加が決定。JR東日本との共同出資により株式会社東日本ジェイアール古河サッカークラブ設立。クラブ名を「東日本JR古河サッカークラブ」に改称。クラブ呼称を「ジェフユナイテッド市原」と決定。
主なタイトル
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会(優勝4回)
- 日本サッカーリーグ (優勝2回)
- JSLカップ (優勝3回)
- AFCアジアクラブ選手権(優勝1回)
- 全日本実業団サッカー選手権大会(優勝3回)