新作という事で 「神前酔狂宴」が大変楽しめたので、同じ作者の新作「フィールダー」が出ていることを知り本屋で手にとってパラパラとめくっていたら気がついたらレジに持っていっていた。レジで本の値段を書店員に聞いてちょっとひるんだが、そのまま購入した。ハードカバーを本屋で買うというのはなかなかないことだ。しかし購入に踏み切った。なぜかといえば、今読みたかったからである。今というのはその場でということではなく、2024年の今、現在という時間の中で読んでおきたいと感じたからである。 フィールダー (集英社文芸単行本) 作者:古谷田奈月 集英社 Amazon フィールダーって何のこと? カローラにそんな名前…