来週、学校で、 留学生によるスピーチコンテストが行われるのだ。 僕の担当教科は、 ビジネス論(主に文法)と、翻訳論(主に論文)なので、 スピーチ指導とは関係なかったのだが、先週、 たまたま、急用で休まれる先生の代講で、1回だけ、 国際理解(スピーチ指導)の授業を受け持った。 急な代講だったので、当日は、学生たちに、 すでに完成したスピーチ原稿を、各自で覚えさせ、 それを監督するだけでよいという、楽な授業だった。 このクラスは、ベトナム人、中国人、ネパール人、 スリランカ人、と多様性の塊のようなクラスで、 お勉強もちゃんとできるクラスだ。 教室に入ると、去年教えた生徒達も何人かいて、 「あ、星谷…