ネットの投書にて、折角懸命に学んだ学生時代の知識や資格取得の過程で得た知識を今やほとんど覚えていない。知識がどんどん抜けていくのは空しい。世間の人はどうなのだろうか。あの努力は一体なんだったのか、という30代くらいの相談が掲載されていた。 コメントとしては次のようなものが多かった。その知識を普段使って毎日業務でもしない限り大概全て忘れる。空しさを感じる必要はない。脳は忘れるようにできている。 脳はその人間を生活環境に上手く順応させ、身の安全確保を第一に優先するように指令をだす。忘れるということはその人が生きていくのに不要な知識であるとその時点で脳が判断したということである。生命維持に関わるよう…