right、right wing(英)
もともとは(中央や左側に対しての)右側に広がる部分という程度の意味*1。
「最有力」を「最右翼」と呼んだりするのは、士官学校などで成績順で右から左に並んでいたからだとされる*2。
フランス革命時の国民公会で、向かって右側にジロンド派が、左側にジャコバン派が位置していたことで生じた呼称。
個人よりも国家を重んじるとされる。「自由経済に任せ、国家による市場経済への介入を抑制すべしと考える人々」vs「大企業の横暴を抑えて自由競争の敗者を救済するために政府権限を強化するべきと考える人々」という対立軸で考えるならば、通常は後者が左翼と呼ばれるはずなので、油断はできないが。
(例:「国家社会主義」「新自由主義」)
野球におけるライト(right field)のこと。ただし、ホームから「向かって」右側のことなので、ライト本人からするとグラウンドの左の方にいることになるが。
他のスポーツでもライトウィングもしくはそれに類するポジションを指すことがある。
「右翼団体」もしくはそれに類する言動を行う人に対しても使われる。
ただし国内の「右翼団体」に属する者には、暴力団と関わりを持つ者が多いため(エセ愛国者)、それらと区別するため「保守派」などといった言葉で使い分けることがある。
→純粋右翼