大学という職場に居て、そこそこ頻繁に発生するのが「配慮」の問題です。例えば、足の不自由な方への車椅子の貸出や、聴覚障がいのある方用の補聴器等機器の整備、視覚障がいの方のための資料拡大機器の整備等があります。また、公共施設としての役割も持ちますので、ユニバーサルトイレの提供や、障がい者用駐車場の設置も必要です。 ユニバーサルトイレや駐車場、車椅子等は、個人差への対応を然程重要視しない案件ですので整備もしやすいのですが、補聴器や視覚補助器具等は、個人差が大きく「これがあれば、ある程度対応可能」というモノではないので、なかなか大変だったりします。それでも、個別の条件さえ的確に把握できれば、対応できる…