左右社 出版 山田航編著 「桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表」 感想の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 吉岡太朗② 後半は関西弁の「わし」が主人公になっていて、この人自身の介護経験がもとになった作品のようです。 ぬめっとるまなこに指をさし入れてゆびが魚をつきやぶるまで それでもわしは叫ぶんやから無い口のかわりに穴からひり出している ようわからんひとがしっこをするとこを見にきてしかもようほめる などを読んでて、すごい臨場感だなぁと感動しました。「筋ジス」「義足」「病院」「軟便」などの言葉が使われていて、どれも現場の生々しい空気感が感じら…