「一首鑑賞」の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 358.夏空は帽子のつばに区切られて銅貨のように落ちてゆく鳥 (吉川宏志) 砂子屋書房「一首鑑賞」コーナーで都築直子が紹介していました。 sunagoya.com 言葉の全てがかっこいい! 特に「銅貨のように落ちてゆく鳥」がたまらないですね。鑑賞文では夏空を区切るのが「窓」ではなく「帽子のつば」である点に着目し、 「銅貨のように落ちてゆく鳥」。おもしろい比喩だ。上句で読み手におっ、と思わせ、下句でおおっ、と思わせる。 と書いていました。確かに。おおっ!と思いました。また、「つば」とあること、作者が男性であることから、野…