フォトジャーナリスト。1938年北海道生まれ。 慶応義塾大学法学部卒。NHK国際局、朝日放送アナウンサー勤務の後、フルブライト交換留学生として渡米。ニューヨークに10年滞在。北米、中米、東南アジア、中東、アフリカと世界を駆けめぐり、人々の生活、感情に思いを寄せた視点で、写真を撮りつづけている。 代表作、『ハーレムの熱い日々』(1979)。
知らなかった。 フォトジャーナリストの吉田ルイ子さんのことです。 亡くなったというニュースでその存在を知るなんて。 6月9日の朝日新聞「天声人語」で知りました。 すごい人がいたもんだ、と胸を打つ。 『ハーレムの熱い日々 (講談社文庫)』はとにかく読みたい。 「彼女の文や写真の魅力は、取材相手と築く信頼関係にある。」と、 天声人語で紹介されている。 「人々が心を開いてくれるまで待った。」とも。 「『みんな同じ人間だ』とわかれば、差別や戦争は起きない。 だから撮り続ける。その信念はずっと、揺らがなかった。」と、 天声人語は結んでいます。 「みんな同じ人間だとわかれば、差別や戦争は起きない」 本当に…