月曜日の夜、それは起きた。 会社を出て、駐車場に停めてある車まで行こうと建物の角を曲がったその瞬間、雪に滑り、大転倒!! 今晩のおかずは何にしようかな?なんて呑気に考えていて、雪が積んであることに気が付かなかったのだ。 あと1mもいけば自動で電灯がついたのに。 誰なの?! ここに雪を積んだのは?! ・・・私か。 滑った瞬間、思わず左手が出たのだけれど、それだけでは自分の体重を支えきれず、右のおでこと頬をうっすらと雪の乗ったアスファルトに打ち付けた。 右手よ、なぜ出てくれなかった?? 顔面を打ち付けた瞬間、目から本当に火花が飛び散った。 誰もいない駐車場であったが、私は恥ずかしさのあまり、飛び起…