同盟市戦争

(一般)
どうめいしせんそう

紀元前91年〜紀元前87年

古代ローマの同盟市(socii)と、ローマとの間で行われた戦争。
ローマはイタリア半島の諸都市を征服後に、彼らを同盟市とした。これは今日的な意味での同盟とはいささか異なり、独立自体は認められていたものの、実質的には外交権を認められておらず、軍事的にもローマに従属する形であり、ある種の保護国であったと言える。
これに反発した同盟市をなだめるべく、紀元前91年、護民官ドルススはローマ市民権を同盟市の市民にも拡大しようとした。が、これに反対する保守派によってドルススは暗殺され、ここに同盟市の不満は爆発、ローマとの戦闘に入った。
戦時には平時で考えられないぐらい簡単に社会改革が行われる物と相場が決まっており、結局はこのときもローマはなし崩し的にローマ市民権を拡大していくことになる。最終的にはポー川以南のイタリア半島全域にまでローマ市民権が付与されることとなった。
結果的にローマは都市国家であることを名実共にやめ、イタリア半島全域がローマという国家になったと見なせる。

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