話は飛んでしまうかも知れないが、カルロス・カスタネダが描いた呪術師ドンファンの世界。その中でドンファンは弟子のカスタネダに、「その道に心はあるか?」と問いかけている。私はドンファンのこの言葉が、すべての人の生きる上での指針になったらいいのではないかと思う。何をしてもいい。ただその道に心があるのだろうかと、自らに問いかけること。 それは自分自身に何をすれば、あるいは、どうあれば自分(の心)が幸福と感じられるのか、本当の幸福のありかを問うことでもあると思う。 単純に言って、人が幸福と感じるために必要なことなんて、そんなにないような気がする。(幸福であるために、やる必要のあることなんてないんじゃない…