今回はu-nextで鑑賞した、2023年のチリの短編アニメ映画「名前のノート」の感想評価です。(※一部ネタバレ含みます) 1973年にチリの軍事クーデターから起きたピノチェト独裁政権での未成年の行方不明問題を心に響くアニメーションで悼んだ作品です。 ノートを一枚一枚開いていくたびに、子どもたちや親の悲痛な叫びが聞こえるよう。 ©Diluvio / Globo Rojo Films ノート上で交わされる子ども達 本作「名前のノート」の特徴は、鉛筆で書かれたような手描きの線や絵がもたらす、ノートの“距離の近い質感”にあります。 人をあえて描かず、子どもたちの身近なサッカーボールや、服、靴下などが流…