初出:2025/11/02 () 更新:2025/11/04 (概要・関連情報追加) GC magazine「KILLER “G” 3rd」(2024/02, PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA)を手がかりにフォトスポットを再考する。フォトスポットは、(1)撮影を通じて共同体の語彙を増やす装置である一方、(2)実質を欠いた形式への傾倒という二重性をもつ。本稿は、この作品が通常の〈フォトスポット→撮影→形式化〉を、〈形式化→撮影→共同体への帰属表明〉へと関係を反転させる表現であることを提示し、発生直後に近い能動的な撮影を促すことについて論じる。 偽のフォトスポット=“らしさ”の積…