1975年大阪生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科博士後期課程彫刻専攻修了(2003)。「京都府美術工芸新鋭選抜展」で最優秀賞受賞(2003)。個展「PixCell」を開催(2003)。近作のPixCellシリーズは羊、鳥、卵、ナイキシューズなどをガラスビーズやプリズムシートで覆う作品群。目の前に存在するにもかかわらず、物質感を喪失した不思議な「もの」に変化する。私たちが「見て」「触って」「感じて」いるものがなんであるかをダイレクトに問う。
先日、いつも読ませていただいているブログで、名和晃平のPixCell Deerシリーズの作品を見たんです。ソウルのアラリオミュージアムのものだったのですが、上海のアラリオでもちょうど今、名和晃平の個展が開催されているんです。なんて奇遇。 で、思い出したのが、名和氏のこのDeerが展示されている本屋さん。随分前からあって、コロナ前に行こうと思っていたのですが、そのままになっていました。まだあるのかな・・ やっていました 「ZiWU誌屋」は、アートなエリアが点在する、馬当路(マーダン・ルー)と田子坊(ディエンズファン)の間あたりにある、クリエイティブ系のオフィスやデザイン事務所などが入る一画にある…
「名和晃平 展。0409サイエンスフィクション」。2004.9.1~9.28。INAX GALLERY。 2004年9月11日。 本で見たいろいろなアーティストの中で、妻が妙に気にいった人がいた。魚とかをガラスのビーズで囲んだような作品。まだ、個展をそんなにやってもいないのに、注目されているそうだ。ただ、私にとっては正直いって、その中のいろいろなアーティストの中では、それほど目立ったようには思えなかった。 だけど、その名前を憶えて、気持ちの中で注目しているせいか、なんだかあちこちでその人を見る機会が急に増えたような気がした。8月に買ったブルータスでプロダクト(?)デザインの特集で、冷蔵庫をデザ…
その1はこちら。 kotobanomado.hatenablog.com ベネッセハウス ベネッセハウスミュージアム 朝食 犬島へ~家プロジェクト 犬島精練所美術館 まとめ
昨年、清水寺で開催されていたARTISTS'FAIR KYOTOのアドバイザリー・ボード展。 今年2023年は京都駅近くの東本願寺飛地境内、「枳殻邸」、渉成園が舞台です(2023年3月4日〜12日)。 artists-fair.kyoto いつもは閉じられている、この庭園の下珠数屋町通に面した南門が開かれています。 渉成園は何度か訪れていますがこちら側から入るのは初めてです。 料金は2000円。予約無しで入場できました(平日)。 なお、アーティスツフェア京都の展示を観る必要のないお客さんは一般料金(「庭園維持寄付金」 500円)で、通常の入口である間之町通側の門から入場できます。 展示会場とな…
もう2023年も始まって大分経つけど、2022年の夏の日記を放流 2022/08/05 高校時代の友達が結婚した!ということでめでたさにかこつけて久しぶりに帰省して高校の友人と遊ぶ 集合するのは卒業ぶり?だけどあまり変わらず話せてとても嬉しかった!お洒落居酒屋のコース料理を頼んだら、我々は大学生なのか!?ってくらいの量が来てみんなで笑ったり、二次会のバーでもうひとり来てくれて盛り上がりまくったり、最後にみんなで帰る行程まで全部楽しかったな〜 またみんなで集まりたい 2022/08/06 帰省の日付は地元の夏祭りの時期に合わせたので、この日は夫も都内から呼んで県内の美術館巡りとねぷた祭りを鑑賞し…
AR企画『AR+T』への応募作品です。*1ARTな作品が募集されているので、安直ですがパブリックアートとポケモンを撮ろうと、丸の内ストリートギャラリーに行ってきました! 丸の内仲通りでは、1分も歩かないうちに次のパブリックアートが見つかります。 美術館でもないのにここまでパブリックアートが密度濃く展示されている場所は、東京では(全国でも?)珍しいと思います。 MARUNOUCHI STREET GALLERY 丸の内ストリートギャラリー 1972年より三菱地所株式会社と公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が、 芸術性豊かな街づくりを目指し、 丸の内仲通りを中心に近代彫刻や、世界で活躍する現代アーテ…
1月4日。 名和晃平*1「Trans-double Yana(Mirror)」。丸の内仲通り*2。千代田区丸の内2丁目。 Manami Abe*3「舟越桂、名和晃平らの新作が 丸の内のストリートに登場!」https://numero.jp/news-20220709-marunouchi/ *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20070904/1188883198 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170419/1492623734 https://sumita-m.hatenad…
皆さんは「現代アート」と聞くと、どんなイメージが湧きますか? なんだか難しそう…、興味はあるけど敷居が高い……など、ちょっと身構えてしまう気持ちもありませんか? そんな現代アートに気軽に触れられて、更に楽しめるオススメのアートフェアがこの春、京都で開催されます!アーティスト主催で開催される「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」は、京都市内の3つのメイン会場を舞台に、若手を中心とした新たな作品とアーティストに出会える機会。あなたの心に響くアート作品を見つけに、出掛けてみませんか? 【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手…
こんにちは。今回は、街路樹がイルミネーションで装飾された夜の「丸の内ストリートギャラリー」の散歩です。今年で21年目を迎える毎年恒例の街路樹の電飾イベント「丸の内イルミネーション」。例年11月中旬から翌年2月中旬の間に開催されますが、この期間ならではの”イルミネーションとパブリックアートのコラボ”を鑑賞しに行きます。 東京駅 丸の内口 夜の散歩のスタート地点は「東京駅」丸の内口。レトロな駅舎は、昼間見ても重厚感たっぷりですが、ライトアップされるとゴージャスな雰囲気も加わりますね。 丸の内仲通り 今回で21年目を迎えたなんて、意外と歴史のある「丸の内イルミネーション」。「丸の内仲通り」を中心に、…
" data-en-clipboard="true">昨年末に訪れた、 市原湖畔美術館:試展-白州模写 「アートキャンプ白州」とは何だったのか なかなか実験的な展示で面白かった。 " data-en-clipboard="true">舞踏家 田中泯を発起人として山梨県白州で嘗て開催されていた、舞踊・演劇・音楽・美術・建築などの垣根を超えた伝説的な総合芸術祭をトリビュートする試み。 名和晃平や榎倉康二らの彫刻・絵画作品の展示と溶け合うように、白州を撮った写真や記録映像が多数掲示・投影されており、常に複数の映像や音声が見え・聞こえてくる祝祭的な展示空間が作られていて、(必然的にコンセプチュアルな形…
■一年間の旅行先。 ・名古屋(3月上旬/1泊1日) ・静岡(6月中旬/1泊1日) ・黒羽(9月中旬/1泊1日) ・北海道(10月中旬/4泊5日) 「1泊1日」というのは、日帰り旅行の変型というか、夜遅くに泊まるだけの日と、行った先でぶらぶらして帰る日、という組み合わせ。それを泊りがけの旅行と呼ぶのかはわかりませんが、限られた日程と体力でなんとかして気分転換したいという気持ちの現れです。■一年間に見た舞台、コンサート、映画、など。 ・01/03(月):水樹奈々さん「NANA MIZUKI LIVE RUNNER 2020→2022」@さいたまスーパーアリーナ ・05/29(日):舞台「偽伝春琴抄…
2022年は美術館・博物館・ギャラリーその他で180くらいの展示を見ました。いや、多いですね。それは記事末でコメントするとして、ひとまず一覧にしたかったのです。写真も少しあります。 読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展 - 美術手帖 メトロポリタン美術館展から国宝展まで。2022年大型展覧会の入場者数を振り返る - 美術手帖 とりあえずここに載ってるブロックバスターっぽいやつはぜんぶ見てるはず。 【速報】みんなで選んだ2022年のイチオシ美術展・展覧会トップ20 – 美術展ナビ こっちだと半分くらい。というか羽生結弦が国宝を押さえるランキングってすごいな。 1月 …
よろコンです。 今日はクリスマス そんな今日も、あと少しで終わり クリスマス、どう過ごしていたか?と言えば 飲み過ぎで一日寝てました・・・(^^;) その原因となった、昨日のクリスマス・イヴ 久々、午前中から定を詰め込んで、あちらこちらと行ってきました。 ということで、おじさんだって楽しみたい! そんなクリスマス・イヴの一日 他愛もない一日ですが、少しお付き合いください。 まずまず、さてさて、昨日は快晴! 最初に行ったのはこちら 皇居のお堀のほとり、竹橋駅すぐの丸紅ビルにあります 10:30 丸紅ギャラリー ビルの中に入るとこんな警備員さん そして、こちらで開催されているのが 「ボッティチェリ…
コピー機大手のリコーが運営する、銀座のRICOH ART GALLERYが今年の12月をもって閉館することが明らかになりました。 同ギャラリーは、銀座4丁目の交差点の「三愛ドリームセンター」内で、「アナログとデジタルの融合」をテーマに新たな価値を目指すというコンセプトのもと誕生したギャラリーで、これまで同社のプリント技術「StareReap」を様々なアーティストが駆使し、新作を発表していました。 同ギャラリーの最後の活動は、「名和晃平個展 Focus」で12月13日~ 24日にわたって開かれるということです。 https://artgallery.ricoh.com/exhibitions/k…
きのうは、7時起床、それより早く目が覚めていた。チェックインのとき選んだ和食の朝食を食べる。周りの人達は、これから出勤という人が多かった。 9時すぎにチェックアウト。 9:10発で、10:10に市原湖畔美術館に着く。 「試展――白州模写〈アートキャンプ白州〉とは何だったのか」展。 1985年より山梨県は紀州に移り住み、『身体気象農場』を開き農業を始めた田中泯。その呼びかけのもと1988年『白州・夏・フェスティバル』がスタートした。……4日間の『祭り』。やがてそれは生活と創造の過程に力点を置いた『アートキャンプ白州』へと展開していきました。…… チラシより抜粋 展示は、立体作品と記録の映像だ。立…
早朝に一度目が覚める。3日目ともなると宿に馴れが出てくる。無性に甘いものを食べたくなり、起きたらコメダ珈琲に行こうと心に決めて二度寝した。 期間限定シロノワールはブラックサンダー味。名古屋にほど近い地域で生まれ育ったので、コメダの大きさは十二分に承知している。ミニサイズを注文した。それでも大きくって、甘い。ラッキーピエロが脳裏をよぎる刺激。 きょうのバスは10:38発。朝が遅いというだけで、途端に日常の空気が漂いはじめる。旅行の胸の高鳴りは早起きが担保していたものらしい。 八戸から五戸、五戸から十和田へ。てっきりもっと深い山の中を走るのだと思い込んでいた。あちこちに家がある。工場がある。車が通…