世界一気弱でやる気のない探偵・音野順シリーズ第三弾。本当に久しぶりに続編が 出て嬉しいです。でも、後ろの掲載月日を見ると、四作のうち書き下ろしの四話目 を抜かして、2008年と2009年に書かれたものなんですね。なぜこんなに 単行本が出るまで間が空いてしまったのか・・・。北山さん側の問題だったのかなぁ。 体調不良でもあったのだろうか。間が空きすぎて、前の話なんか全く覚えていなかった のだけれど、気弱な音野と強引な白瀬のコンビは気に入っていたので、今回も楽しく 読めました。音野のやる気のなさが相変わらずで、笑っちゃいました。でも、白瀬に 発破をかけられると、ごにょごにょと文句を言いつつ、真面目に…