主に学術機関(大学や短期大学など)に教授などとして勤務した者であって、功績のあった者に対して授与される名誉職としての称号のことである。日本では学校教育法にその根拠規定があり、それぞれ大学の規定の定めるところにより授与される。日本の大学などでは以前は所属期間が一定期間(多くの場合が10年以上)の者を対象としたが、現在では所属年数は問われなくなった。
数年前に恩師が退職したのは知っていましたが、博士課程でお世話になった先生も今年の春に退職されたことを知りました。 大学のホームページによると両先生とも名誉教授になられたようです。さすがです。 大学教員の評価ポイントは色々あると思います。 (調べてはいませんが)パッと思いつくところで、研究者としての学術論文の引用数やインパクトファクタ、専門書籍の出版数、学術組織での管理運営、特許などの社会実装への貢献、団体の管理運営、教育実績は恐らく大学院生等の輩出数でしょうか。誰もが与えられるものではないと思います。それなりに高い基準にあると思います。 そういう先生方にご指導いただいたことを誇りに思います。 …
エイブラハム・テッサーは、ジョージア大学の心理学の名誉教授です。1941年5月24日、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。1967年にパデュー大学で博士号を取得。 テッサーの研究は、社会心理学の分野のいくつかの分野に多大な貢献をしました。中でも、自己評価維持モデル(自己強化の動機に焦点を当てた社会心理学の理論)を作成したことで注目されます。 自己評価維持モデルは、人は自己評価を維持または増大するよう行動するという考えに基づいています。テッサーは、人は自己評価を維持するために、他者との比較、自己反映、自己正当化などのプロセスを用いると主張しました。 テッサーの研究は、人間の社会的行動を理解する上で…
少しずつ記事が増えてきたので、ここでもう一度私の「哲学こぼれ話」の説明をさせていただきます。 まず、小生が安藤孝行先生のもとで哲学を学んでいた際に その「存在論」の最後の講義に同席ました。 45年も前のことです。 安藤先生のノートについて、もう少し付加えます。 その存在論の最終講義では忘れられないことがありました。 講義の最後に「存在をめぐるの安藤説」を試験問題として、それが終わると先生が最後の晩餐のように、正規登録の受講生11人の学生にグラスを配りワイン(ブドウ液)を注いで回られたのです。12人目の聴講者の私も加えられました。 グラスは記念にいただき後日グラスの写真を玉野の自宅を訪ねてお見せ…
科学と技術、科学と宗教、科学と迷信。 小学校のときであれば、科学と学習でなじみが深い。 科学は実に多くのものと関連付けられる。 科学の迷信という本もある。 科学的と言われると、本当かどうかわからない話でも簡単に信用してしまうのが人間ということである。この本にはもっともらしい迷信がまとめられている。 今どきの世の中のほとんどの人が、科学が正しいと思うだろう。流石に、迷信を信じる人は今の日本には少ない。 一方で、アフリカの奥地の部族であれば、科学より迷信の方を信じるだろう。科学は知らなければ、なんのことかさっぱり分からない。一方、迷信は祖先からの言い伝えであるから信用度は高い。 私は最近、科学につ…