弥生時代の出雲と北部九州②の前に土偶と銅鐸について前々から感じていたことを語りたいと思います。 私は、土偶と銅鐸は古代から今に繋がる日本人の精神性をよく現した呪物だと思っていて、土と金属という全く別の材料でできていますが、思想的に同一線上にあるとモノと思っています。 呪物=霊力があるとして崇拝するモノ=フェティシュ(仏 fétiche) フェティシズム(フェチ)はこのフランス語からきています。 ここでいう呪物は人を呪うためのものではなく、幸いを願うためのものです。 土偶は縄文時代の草創期(約1万5000年前頃)から作られていましたが、最初は数センチの小さなもので、顔や手足がなく女性の乳房や腰だ…