呼吸苦というと、「患者さんが苦しいと訴えるもの」と思っていませんか? 私も以前は、呼吸苦は患者さんの訴えから気づくものだと思っていました。 しかし、実際の現場では、呼吸苦を訴えられない状態の患者さんもいます。 今回、私は「訴えのない呼吸状態の悪化」を経験しました。 ■実際に経験した場面 21時のラウンドで訪室した際、患者さんの様子に違和感を覚えました。 呼吸苦の訴えはありませんでしたが、意識レベルが低下しており、努力呼吸がみられていました。 SpO₂を測定すると低下しており、すぐに酸素投与を開始しました。 その後、バイタルサインを測定したところ、発熱があり、血圧の低下も認めていました。 呼吸状…