アマチュア無線を長く楽しんできた者として、和文の交信について感じることがいくつかあります。まず、1回の交信が長くなりがちで、たとえば、QTH、QRA、天候について話すだけでも、何分もかかることがあります。加えて、和文電信の会話では電鍵の種類など技術的な話題がよく登場し、それこそ気が付くと数十分が経過していることも少なくありません。正直なところ、和文での交信を楽しむには十分な時間が必要で、暇な時以外はなかなか交信を楽しむことができません。例えば、「ありがとうございます」や「了解しました」といったあいさつは、「あり」とか「R」に省略しても良いと思いますが、相手が知り合いでない場合、意味が伝わらない…