松の内ぎりぎりとなってしまいましたが、年始のご挨拶をさせていただきます。 じつは1月14日は、ロシアでは旧暦(ユリウス暦)の新年です。 ロシアでは、新しい新年(1月1日)と区別するために、「古い新年」と呼ばれます。 新しいのか古いのか分からない、どこか自己矛盾している呼び名ですが、 じつは祝日としての存在も「過去の風習になりかけていながら、まだ何とか健在」、 というあいまいなもの。 法定休日はもう終わっているけれど、祝日の挨拶はする。 普通の食事では物足りないけれど、派手なごちそうは食べない。 欧米に比べれば長い期間飾られる街角のツリーも、この日前後を境に撤去。 さらに戦争の行方が気になる今年…